千年の祭を、未来へつなぐ。― オカムラ産業と祇園祭 ―

千年の祭を、未来へつなぐ。― オカムラ産業と祇園祭 ―

7月の京都は、まち全体が祇園祭一色に染まります。

祇園祭の山鉾巡行を進む長刀鉾

山鉾巡行の先頭を進む長刀鉾

祇園祭は、平安時代の疫病退散の祈りを起源とする、千年以上の歴史を持つ祭礼です。7月1日から1か月にわたって様々な神事が行われ、山鉾巡行は「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」の二度にわたって京都のまちを進みます。

京都で55年以上、廃棄物収集運搬に携わってきた私たちオカムラ産業も、この祇園祭とささやかながら関わりを持っています。

八坂神社への寄付

祇園祭を斎行するのは、東山区の八坂神社です。疫病退散を願って始まった祭が千年を超えて続いてきたのは、時代ごとに祭を支えてきた京都の人々がいたからです。当社は八坂神社へ寄付を行い、京都で事業を営む企業として、その一端を担わせていただきました。

八坂神社の厄除粽と祇園祭の資料

八坂神社の厄除粽

長刀鉾保存会への協力

長刀鉾の巡行列と長刀鉾の幟

巡行を進む長刀鉾の行列

祇園祭の山鉾巡行で、必ず先頭を進むのが長刀鉾です。くじによって巡行順を決める山鉾が多いなか、長刀鉾は古くから「くじ取らず」と呼ばれ、常に一番を進みます。鉾先に掲げられた大長刀は、疫病や邪悪を祓うものとされてきました。

この長刀鉾を守り伝えているのが、公益財団法人長刀鉾保存会です。当社は同保存会の活動に協力し、祭の中心を担う山鉾の継承を支援しています。

祭のあとのまちを、きれいに戻す仕事

祇園祭の宵々山・宵山には、国内外から非常に多くの人が訪れます。にぎわいのあとには、必ずごみが残ります。

この課題に取り組んでいるのが、露店へのリユース食器の導入と、まちなかのエコステーションでの分別回収を行う環境活動「祇園祭ごみゼロ大作戦」です。当社が加盟する京都環境事業協同組合はこの活動の協力団体であり、私たちと同じ一般廃棄物処理業に携わる仲間たちが、祭の現場でごみの回収と資源の循環に汗を流しています。

「使い捨てる」のではなく
「循環させる」。

祭の華やかさの裏側で続けられているこの取り組みは、私たちが日々の収集の現場で大切にしていることと、まったく同じです。

伝統と環境を、両方とも未来へ

千年続く祭を次の千年へつなぐこと。限りある資源を循環させ、環境を守ること。この2つは別々のことのようで、「大切なものを受け継ぎ、未来へ渡す」という点で深くつながっています。

オカムラ産業はこれからも、廃棄物収集運搬という本業を通じて、京都のまちと文化を支えてまいります。

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